三次から帰国したウクライナ家族 母国に到着 新たな生活
24年6月22日
ロシア軍の侵攻でウクライナから三次市へ2年余り避難していたディミトル・ブワイロさん(40)たち家族5人が帰国し、新たな生活を始めた。
家族は5月28日に三次を出発。今月1日、比較的安全なウクライナ北西部の街へ到着し、アパートに入った。ディミトルさんの妻イリーナさん(39)のいとこで三次在住のオクサナ・ヤシチェンコさん(49)が携帯電話で近況を伝え合う。夫妻は子どもの進学準備に奔走し、就職活動などにも励んでいるという。
2022年4月初めに激戦地のウクライナ東部ドネツク州をたち、三次へ避難した。帰国の渡航費の一部を日本財団(東京)が支援。三次国際交流協会と三次市も寄付を募った。
「心配もあるけど、生活が少しずつ落ち着いてくれたら」とヤシチェンコさん。イリーナさんはスマートフォンのビデオ通話の画面越しに「戦争が早く終わるよう、いい方向に進んでほしい」と願った。(林淳一郎)
(2024年6月22日朝刊掲載)
家族は5月28日に三次を出発。今月1日、比較的安全なウクライナ北西部の街へ到着し、アパートに入った。ディミトルさんの妻イリーナさん(39)のいとこで三次在住のオクサナ・ヤシチェンコさん(49)が携帯電話で近況を伝え合う。夫妻は子どもの進学準備に奔走し、就職活動などにも励んでいるという。
2022年4月初めに激戦地のウクライナ東部ドネツク州をたち、三次へ避難した。帰国の渡航費の一部を日本財団(東京)が支援。三次国際交流協会と三次市も寄付を募った。
「心配もあるけど、生活が少しずつ落ち着いてくれたら」とヤシチェンコさん。イリーナさんはスマートフォンのビデオ通話の画面越しに「戦争が早く終わるよう、いい方向に進んでほしい」と願った。(林淳一郎)
(2024年6月22日朝刊掲載)