原爆の惨禍 英語で伝える ユースボランティアが案内 中区
24年7月1日
広島市中区の平和記念公園で外国人観光客を案内する高校生と大学生の「ユースピースボランティア」約90人が30日、シリアやミャンマーなど発展途上国からの留学生たち約30人をガイドした。
原爆の投下目標だった相生橋など12カ所を巡った。被爆10年後に亡くなった佐々木禎子さんがモデルとなった原爆の子の像では「千羽の鶴を折れば病気が治ると信じられていた」などと英語で説明した。留学生は当時の状況や像に込められた思いを真剣な表情で聞き入っていた。
留学生は国際協力機構中国センター(JICA中国)が受け入れ、広島大などで学んでいる。ボランティアとして活動する広島大3年の住田真珠(まこと)さん(20)=東広島市=は「原爆による惨禍を伝えながら、外国では被爆地広島がどう語られているのか学んでいきたい」と意気込みを語った。(重田晴香)
(2024年7月1日朝刊掲載)
原爆の投下目標だった相生橋など12カ所を巡った。被爆10年後に亡くなった佐々木禎子さんがモデルとなった原爆の子の像では「千羽の鶴を折れば病気が治ると信じられていた」などと英語で説明した。留学生は当時の状況や像に込められた思いを真剣な表情で聞き入っていた。
留学生は国際協力機構中国センター(JICA中国)が受け入れ、広島大などで学んでいる。ボランティアとして活動する広島大3年の住田真珠(まこと)さん(20)=東広島市=は「原爆による惨禍を伝えながら、外国では被爆地広島がどう語られているのか学んでいきたい」と意気込みを語った。(重田晴香)
(2024年7月1日朝刊掲載)