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オスプレイ訓練 岩国市長が理解 「国の発言受け止める」

 米海兵隊の輸送機オスプレイ6機程度が7月下旬から米軍岩国基地(岩国市)を拠点に訓練することについて、同市の福田良彦市長は28日の記者会見で「安全に飛行することは可能だと国から聞いている」と述べ、理解を示した。

 福田市長は、木原稔防衛相が14日の記者会見で「オスプレイの安全性には問題がなく、運用停止を求める考えはない」と述べたのを踏まえ「専門的な知見を持ち合わせていない岩国市が(安全性の)判断をできないので防衛大臣の発言を受け止める」とした。一方で「住民に不安を与えることがないよう十分に配慮することを国に要請した」と述べた。

 離島防衛などを想定した日米共同訓練の一環で7月28日~8月7日に予定。普天間飛行場(沖縄県)から岩国基地に飛来したオスプレイが大分、熊本県の陸上自衛隊の演習場などで訓練する。

(2024年6月29日朝刊掲載)

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