日鉄呉 防衛拠点整備案 浄土真宗3団体 国に撤回を要求
24年7月2日
日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区跡地(呉市)での防衛省の複合防衛拠点整備案を巡り、全国の浄土真宗僧侶や門信徒でつくる3団体が1日、中国四国防衛局に撤回を申し入れた。「軍事施設は有事には真っ先に標的にされる」と反対している。
3団体は非戦平和を願う真宗門徒の会と安芸門徒9条の会呉支部、念仏者9条の会。各団体の代表者3人が広島市中区の防衛局を訪れ、同省による跡地の一括購入撤回と市民説明会の開催を求める文書を提出した。
終了後、同局基地対策室の担当者は取材に「自治体の意向も踏まえ、さまざまな形で情報提供する」と説明。非戦平和を願う真宗門徒の会の石橋純誓さん(61)は「市民の命も自衛隊員の命も同じように尊く、守りたい」と訴えている。3団体は4日、呉市と日鉄側にも計画反対の立場で申し入れをするという。
(2024年7月2日朝刊掲載)
3団体は非戦平和を願う真宗門徒の会と安芸門徒9条の会呉支部、念仏者9条の会。各団体の代表者3人が広島市中区の防衛局を訪れ、同省による跡地の一括購入撤回と市民説明会の開催を求める文書を提出した。
終了後、同局基地対策室の担当者は取材に「自治体の意向も踏まえ、さまざまな形で情報提供する」と説明。非戦平和を願う真宗門徒の会の石橋純誓さん(61)は「市民の命も自衛隊員の命も同じように尊く、守りたい」と訴えている。3団体は4日、呉市と日鉄側にも計画反対の立場で申し入れをするという。
(2024年7月2日朝刊掲載)