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映画「太陽の子」 広島大が上映会 東広島で来月3日

 広島大理学部は8月3日、原爆開発に携わった研究者の苦悩を描いた映画「太陽の子」の上映会を東広島市西条栄町の芸術文化ホールくらら小ホールで開く。黒崎博監督たちによるパネルディスカッションもある。無料。

 太陽の子は、京都帝国大(現京都大)で原爆研究が進められていたという実話に基づき、戦時下を懸命に生きた若者に焦点を当てた物語。パネルディスカッションでは広島大の黒岩芳弘理学部長が司会を務め、黒崎監督と浜野高宏プロデューサー、原爆研究に携わった京都大の清水栄名誉教授(故人)の三男で、兵庫県立大の清水勝名誉教授が対談する。

 8月6日を前に科学と平和のつながりを考えるきっかけをつくろうと広島大理学部が企画。先着220人。専用フォームで申し込む。同大理学系支援室☎082(424)7305。

(2024年7月3日朝刊掲載)

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