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ゴジラ-1.0 アルキメデスの大戦 山崎監督の世界 体感 呉の大和ミュージアムで特別展

 映画「ゴジラ―1・0(マイナスワン)」「ALWAYS 三丁目の夕日」などで知られる山崎貴監督の映像世界を紹介する特別展が4日、呉市の大和ミュージアムで開幕した。11月24日まで。

 戦争をテーマにした作品に焦点を当て、映画制作で使った模型や絵コンテ、デザイン画など約150点を展示。「アルキメデスの大戦」の戦艦と空母の模型や「永遠の0」の零式艦上戦闘機(ゼロ戦)のコックピットの実物大セットなどが並ぶ。

 山崎監督はVFX(視覚効果)を駆使した緻密な映像制作で知られる。オープニング式典では、大和ミュージアムを何度も訪れたことを紹介し「映像のイメージを固める上で大きな役割を果たしてくれた思い入れのある場所。戦争と平和について考えてもらうきっかけになれば」と話した。

 3日には広島市中区の原爆資料館などを見学したという。「原爆をテーマにした作品にも取り組んでみたい」と意欲を見せた。

 火曜休館(祝日の場合は翌日休館、23日~8月31日は無休)。一般1200円など。同館☎0823(25)3017。(栾暁雨)

(2024年7月5日朝刊掲載)

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