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ピースグラント2024 ヒロシマ平和創造基金 13団体・1個人に助成

被爆ピアノコンサートなどに総額265万円

 公益財団法人ヒロシマ平和創造基金(理事長・岡畠鉄也中国新聞社社長)は8日、被爆体験継承や平和につながる国内外の事業を支援する「ヒロシマピースグラント2024」の助成対象に13団体と1個人を選んだと発表した。助成総額は265万2千円。

 選ばれたのは、デジタルを活用した平和学習や被爆ピアノを奏でるコンサート、被爆者が詠んだ短歌の歌集出版など。

 ヒロシマピースグラントは広島国際文化財団が1995年に創設し、2013年度に同基金が引き継いだ。通算30回目となる今回は広島、東京、神奈川、兵庫、京都から計35件の応募があった。

 助成先は次の通り。(かっこ内は所在地、代表者=敬称略)

 【団体】ヒロシマ「 」継ぐ展実行委員会(東京都武蔵野市、久保田涼子)▽ピースヘルスケア研究会(京都府城陽市、黒岩晴子)▽HOPEプロジェクト(広島市南区、二口とみゑ)▽ヒバク2世の語ろう会(西区、佐々木佐久子)▽広島文学資料保全の会(中区、土屋時子)▽GeNuine(東京都練馬区、徳田悠希)▽汲地紗弥 村田菜(広島市中区、汲地紗弥、村田菜)▽被爆体験を継承する会(南区、甲斐晶子)▽かたわら(神奈川県横浜市、高橋悠太)▽ヒロシマ・ピース・オーケストラ実行委員会(広島市東区、岡田倫弥)▽NPO法人ベトナム友の会―ヒロシマ(安佐北区、吉田基昭)▽「マイ・ハート・コンサート」推進委員会(安佐北区、沖田孝司)▽核兵器廃絶をめざすヒロシマの会(HANWA)(佐伯区、足立修一、森滝春子)

 【個人】 佐藤優(東京都八王子市)

(2024年7月9日朝刊掲載)

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