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呉空襲の被害伝える 15日から巡回展

 79年前の呉空襲の実態を紹介する巡回展「あのころ、呉で、戦争があった」が15日、呉市警固屋の警固屋まちづくりセンターで始まる。無料。日本ユーラシア協会呉支部の主催。

 旧海軍の関連施設が集中した同市では1945年3~7月、度重なる空襲で市民約2千人、旧海軍関係者約1400人が犠牲になった。巡回展では空襲の被害や戦争前後の社会情勢などを紹介するパネル計45枚を並べる。空襲で落とされた焼夷(しょうい)弾や、高熱で焼けた瓦も展示する。

 15、16日は警固屋まちづくりセンター、20、21日は広まちづくりセンター(広古新開)、27、28日はつばき会館(中央)で開く。いずれも午前10時~午後5時。各会場では初日の午後3時ごろから、呉空襲の記録フィルムのDVDを上映する。是恒さん☎080(6335)5848。(衣川圭)

(2024年7月10日朝刊掲載)

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