カザフ政府代表 原水禁大会招待 実行委が概要発表
24年7月13日
日本原水協などでつくる原水爆禁止世界大会の実行委員会は12日、広島、長崎両市で8月に開く世界大会の概要を発表した。来年3月の核兵器禁止条約の第3回締約国会議で議長国を務めるカザフスタンの政府代表を招き、核兵器のない世界への道筋を探る。
広島市では3~6日に開く。初日の国際会議には日韓の被爆者が参加し、核被害を訴える。6日の集会には在日カザフスタン大使館のクルマンセイト・バトルハン公使参事官が来場。旧ソ連の核実験による自国の被害と、禁止条約の第3回会議に向けた核廃絶、核被害者支援の戦略を語る。
8、9日は長崎市で開催。9日の集会では「被爆者の声を世界に」と題した企画を展開し、被爆3カ月後に撮影したカラー映像など7分間の動画を流す。
東京都内で記者会見した日本原水協の安井正和事務局長は「核使用の瀬戸際にある危機的な状況を打開し、来年の被爆80年に向けた運動の展望を明らかにしていく」と話した。
(2024年7月13日朝刊掲載)
広島市では3~6日に開く。初日の国際会議には日韓の被爆者が参加し、核被害を訴える。6日の集会には在日カザフスタン大使館のクルマンセイト・バトルハン公使参事官が来場。旧ソ連の核実験による自国の被害と、禁止条約の第3回会議に向けた核廃絶、核被害者支援の戦略を語る。
8、9日は長崎市で開催。9日の集会では「被爆者の声を世界に」と題した企画を展開し、被爆3カ月後に撮影したカラー映像など7分間の動画を流す。
東京都内で記者会見した日本原水協の安井正和事務局長は「核使用の瀬戸際にある危機的な状況を打開し、来年の被爆80年に向けた運動の展望を明らかにしていく」と話した。
(2024年7月13日朝刊掲載)