夜間の騒音 苦情相次ぐ 米軍機か 岩国市、軽減申し入れ
24年7月13日
米軍岩国基地のある岩国市で8日以降の夜間、米軍機とみられる航空機の騒音に対する苦情が市に相次いで寄せられている。市は10日、騒音の軽減を基地に申し入れた。
市基地政策課によると、午後9時以降の苦情は8日に20件、9日に33件、11日に45件。「遅い時間に飛ばないでほしい」「テレビの音が聞こえない」などの内容で、9日には基地周辺だけでなく南岩国や横山の住民からもあった。
滑走路北側にある市の騒音測定器で9日、午後9時以降に70デシベル以上の騒音を9回確認。市は10日、岩国基地に「滑走路の運用時間内でも可能な限り騒音の軽減に努めてほしい」と申し入れた。
岩国基地報道部は「騒音がもたらす地元市民の不都合は遺憾。飛行が日米で合意された規則を遵守(じゅんしゅ)するよう確認し続ける」としている。(川村奈菜)
(2024年7月13日朝刊掲載)
市基地政策課によると、午後9時以降の苦情は8日に20件、9日に33件、11日に45件。「遅い時間に飛ばないでほしい」「テレビの音が聞こえない」などの内容で、9日には基地周辺だけでなく南岩国や横山の住民からもあった。
滑走路北側にある市の騒音測定器で9日、午後9時以降に70デシベル以上の騒音を9回確認。市は10日、岩国基地に「滑走路の運用時間内でも可能な限り騒音の軽減に努めてほしい」と申し入れた。
岩国基地報道部は「騒音がもたらす地元市民の不都合は遺憾。飛行が日米で合意された規則を遵守(じゅんしゅ)するよう確認し続ける」としている。(川村奈菜)
(2024年7月13日朝刊掲載)