「間違わぬため歴史学ばねば」 ガンジーのひ孫、広島市を訪問
24年7月17日
「インド独立の父」として知られ、非暴力思想を唱えたマハトマ・ガンジーのひ孫、トーシャ・ガンジーさん(64)が16日、広島市役所で松井一実市長と面会した。米国の原爆投下で壊滅した広島の歴史に触れ、「間違いを犯さないよう歴史を学ばないといけない」と述べた。
トーシャさんは「世界中に影響を与えた偉大な人物から学ぶのは、人類の責務」などとも主張。松井市長は「被爆者の『こんな思いを他の誰にもさせてはいけない』という気持ちは、(マハトマの)非暴力と寛容の精神と軌を一にする」と応じていた。
トーシャさんは自身が国際委員を務め、来年の戦後80年に合わせて平和関連の催しを準備するNPO法人アースキャラバン(京都市)の招きで来日。この日は、広島県立美術館(中区)で講演もした。17日に中区の平和記念公園を訪れ、原爆資料館を見学する。(下高充生)
(2024年7月17日朝刊掲載)
トーシャさんは「世界中に影響を与えた偉大な人物から学ぶのは、人類の責務」などとも主張。松井市長は「被爆者の『こんな思いを他の誰にもさせてはいけない』という気持ちは、(マハトマの)非暴力と寛容の精神と軌を一にする」と応じていた。
トーシャさんは自身が国際委員を務め、来年の戦後80年に合わせて平和関連の催しを準備するNPO法人アースキャラバン(京都市)の招きで来日。この日は、広島県立美術館(中区)で講演もした。17日に中区の平和記念公園を訪れ、原爆資料館を見学する。(下高充生)
(2024年7月17日朝刊掲載)