戦争の実態 各地で巡回展 呉空襲 パネルで解説 市内
24年7月17日
呉空襲の実態を紹介する巡回展「あのころ、呉で、戦争があった」が15、16の両日、呉市警固屋の警固屋まちづくりセンターであった。20、21日には広まちづくりセンター(広古新開)、27、28日にはつばき会館(中央)である。無料。
1945年3~7月に相次いだ空襲をパネル22枚で解説。7月1、2日の空襲では、防空壕(ごう)に逃げ込んだ市民も窒息したり、蒸し焼きになったりして犠牲になったと説明する。戦争前後の社会情勢などを紹介するパネルの展示や、戦争を題材にしたアニメや記録映像の上映もしている。
日本ユーラシア協会呉支部の主催。スタッフの宮岡照彦さん(77)=的場=は、呉海軍工廠(こうしょう)で働いていた父が何度も空襲に遭ったという。「おやじは空襲の時に子どもの顔を思い浮かべたと話していた。二度と戦争なんかするもんじゃないという気持ちは決して忘れてはいけない」と来場を呼びかけていた。(衣川圭)
(2024年7月17日朝刊掲載)
1945年3~7月に相次いだ空襲をパネル22枚で解説。7月1、2日の空襲では、防空壕(ごう)に逃げ込んだ市民も窒息したり、蒸し焼きになったりして犠牲になったと説明する。戦争前後の社会情勢などを紹介するパネルの展示や、戦争を題材にしたアニメや記録映像の上映もしている。
日本ユーラシア協会呉支部の主催。スタッフの宮岡照彦さん(77)=的場=は、呉海軍工廠(こうしょう)で働いていた父が何度も空襲に遭ったという。「おやじは空襲の時に子どもの顔を思い浮かべたと話していた。二度と戦争なんかするもんじゃないという気持ちは決して忘れてはいけない」と来場を呼びかけていた。(衣川圭)
(2024年7月17日朝刊掲載)