8・6へ準備 心込めて 「平和の池」きれいに 記念公園で30人が清掃
24年7月21日
原爆の日を前に、広島市中区の平和記念公園の「平和の池」で20日、市民たち約30人が清掃ボランティアに励んだ。市民団体「平和の灯(ともしび)奉讃会」の呼びかけで、1964年から夏と冬に続けている。
原爆慰霊碑の北側にある縦70メートル、横17メートル、深さ40センチの池の水を抜きながら、約1時間作業した。炎天下、参加者はブラシで池の底をこすって泥やコケを落とした。最後に市中消防署の消防車が放水し、汚れを洗い流した。
母親と2人で参加した広島経済大1年の稲田雅海さん(19)は「来月は特に平和都市として注目が集まる。きれいになった池を見て、訪れた人の心も洗われてほしい」と笑顔を見せた。(関家かれん)
(2024年7月21日朝刊掲載)
原爆慰霊碑の北側にある縦70メートル、横17メートル、深さ40センチの池の水を抜きながら、約1時間作業した。炎天下、参加者はブラシで池の底をこすって泥やコケを落とした。最後に市中消防署の消防車が放水し、汚れを洗い流した。
母親と2人で参加した広島経済大1年の稲田雅海さん(19)は「来月は特に平和都市として注目が集まる。きれいになった池を見て、訪れた人の心も洗われてほしい」と笑顔を見せた。(関家かれん)
(2024年7月21日朝刊掲載)