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8・6へ準備 心込めて 平和の尊さ 英語で発信へ 南区 広島市内の中学生60人が研修

 8月6日に広島市を訪れる外国人に英語で平和の大切さを発信する「メッセンジャー」に選ばれた市内の中学生が20日、南区の市留学生会館で研修を受けた=写真。原爆の日に、各国の駐日大使や外国人観光客に思いを直接伝える。

 2、3年生約60人が参加。3、4人の班に分かれ、中国やインドネシア出身の留学生、外国語指導助手(ALT)を前にメッセージを読み上げ、英語で予行演習をした。ALTから「身ぶり手ぶりで表現して」などのアドバイスを受けていた。

 祇園中3年の山田彩衣里さん(14)=安佐南区=は「家や学校でいっぱい練習した。身近な人と仲良くして、平和の輪を広げていくことを伝えたい」と話していた。

 市教委が2015年度から続ける取り組み。本年度は全ての市立中学などから各1人が選ばれ、69人が活動する。(川上裕)

(2024年7月21日朝刊掲載)

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