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国際社会の分断 被爆地で考える 27日 中区でシンポ

 広島大平和センターは27日午後1時から、国際シンポジウム「分断される国際社会 いま私たちにできること」を、広島市中区の同大東千田キャンパスで開く。ウクライナやパレスチナ自治区ガザで続く戦争の歴史的背景と現状に対する認識を深め、被爆地の市民社会に何ができるか考える。

 ベトナム外交学院のファム・ラン・ズン学長代行が「アジアと世界における今日的挑戦」と題して話す。東京外国語大の黒木英充教授は、ガザで進行する暴力の連鎖についてユダヤ人差別とホロコーストの歴史とともに考える。ウクライナ戦争と核を巡る国際社会の分断をテーマに、同センターの戸崎洋史准教授が報告。同センターの川野徳幸センター長が加わるパネル討論もある。

 無料。日英同時通訳付き。定員100人。前日までに申し込む。同センター☎082(542)6975。メールアドレスはheiwa@hiroshima-u.ac.jp

(2024年7月23日朝刊掲載)

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