反核の火 828人完走 県内23市町 平和公園にゴール
24年7月24日
核廃絶を訴えて県内を巡る「反核平和の火リレー」の最終走者が23日、広島市中区の平和記念公園にゴールした。828人が14日間かけて全23市町の計484・3キロを力走。公園内の「平和の灯(ともしび)」から採火したトーチをつないだ。
最終日は佐伯区からスタートし、83人が計35・8キロを走った。午後6時ごろに広島朝鮮学園の生徒や原爆養護ホームの職員たち10人が、関係者約40人に迎えられて公園に到着。黙とう後、新田康博実行委員長(35)は「一日でも早い核兵器廃絶に向けて自分たちにできることをしたい」とあいさつした。
県平和運動センターなど8団体でつくる実行委員会の主催で、構成団体のメンバーたちが走者を務めた。1982年から毎年開き43回目。リレー期間中、政府への核兵器禁止条約の批准働きかけなど11項目の要請書を23市町へ提出した。(山下美波)
(2024年7月24日朝刊掲載)
最終日は佐伯区からスタートし、83人が計35・8キロを走った。午後6時ごろに広島朝鮮学園の生徒や原爆養護ホームの職員たち10人が、関係者約40人に迎えられて公園に到着。黙とう後、新田康博実行委員長(35)は「一日でも早い核兵器廃絶に向けて自分たちにできることをしたい」とあいさつした。
県平和運動センターなど8団体でつくる実行委員会の主催で、構成団体のメンバーたちが走者を務めた。1982年から毎年開き43回目。リレー期間中、政府への核兵器禁止条約の批准働きかけなど11項目の要請書を23市町へ提出した。(山下美波)
(2024年7月24日朝刊掲載)