井原・矢掛で平和祈る行進 実行委 核禁条約参加など訴え
24年7月26日
核兵器廃絶を願う井原市と矢掛町の住民でつくる「国民平和大行進 井原・矢掛網の目コース実行委員会」が25日、両市町の市街を巡って、ロシアのウクライナ侵攻や核威嚇に抗議や、日本政府の核兵器禁止条約に参加を訴えた。
井原市役所前での出発式では、県原水協の伊原潔代表理事が「核廃絶の世論を広げたい」とあいさつ。大舌勲市長と三宅文雄市議会議長も「行進は、平和な世界を築く大事な一歩」と激励した。
その後、児童や主婦を含む16人が「核兵器のない世界 非核平和の日本を」と書いた横断幕を掲げ、童謡の替え歌で平和を訴えて3キロ歩いた。矢掛町内でも行進した。実行委事務局長の村上雅彦さん(71)は「戦争で亡くなった人たちの無念さを、現代を生きる私たちは代弁しなければならない」と汗だくで話した。
行進は全国各地から被爆地広島、長崎両市を目指す「国民平和大行進」(日本原水協などでつくる実行委員会主催)の地域版。JR山陽線沿いを歩き広島に向かう一行は26日に福山市入りし、8月4日、広島市にゴールする。(西均)
(2024年7月26日朝刊掲載)
井原市役所前での出発式では、県原水協の伊原潔代表理事が「核廃絶の世論を広げたい」とあいさつ。大舌勲市長と三宅文雄市議会議長も「行進は、平和な世界を築く大事な一歩」と激励した。
その後、児童や主婦を含む16人が「核兵器のない世界 非核平和の日本を」と書いた横断幕を掲げ、童謡の替え歌で平和を訴えて3キロ歩いた。矢掛町内でも行進した。実行委事務局長の村上雅彦さん(71)は「戦争で亡くなった人たちの無念さを、現代を生きる私たちは代弁しなければならない」と汗だくで話した。
行進は全国各地から被爆地広島、長崎両市を目指す「国民平和大行進」(日本原水協などでつくる実行委員会主催)の地域版。JR山陽線沿いを歩き広島に向かう一行は26日に福山市入りし、8月4日、広島市にゴールする。(西均)
(2024年7月26日朝刊掲載)