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広響新音楽監督 広島市長に抱負 「若い世代に広める」

 広島交響楽団の音楽監督に就任したオーストリア出身の指揮者、クリスティアン・アルミンクさんが29日、広島市役所に松井一実市長を訪ねた。「若い世代に音楽文化を広めていきたい」と意気込みを語った。

 松井市長が「平和都市広島の発信に音楽は欠かせない」と期待を伝え、アルミンクさんは「音楽は心と心をつなぐ。子どもたちが演奏を聴ける場をたくさんつくりたい」と抱負を述べた。

 下野竜也・前音楽総監督からバトンを引き継ぎ、4月に就任。8月6日、広島文化学園HBGホール(中区)である「平和の夕べ」コンサートで、マーラーの交響曲第2番「復活」を指揮する。

(2024年7月30日朝刊掲載)

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