平和とスポーツ 尊さ伝える JICA海外協力隊員としてタンザニアへ 市立広島工高の井手教諭、市長に抱負
24年7月30日
国際協力機構(JICA)の海外協力隊員としてアフリカ東部タンザニアに赴く広島市立広島工業高(南区)の井手豊教諭(41)が29日、市役所を訪れた。保健体育の担当として培った指導法を学生に教えるほか、被爆2世として平和の大切さを訴える活動にも意欲を示した。
8月27日から2026年3月まで同国の離島ザンジバルの大学で活動。体育の教員を志望する学生向けに、教材やカリキュラムのつくり方などを教える予定にしている。
祖父母が被爆者、父が胎内被爆者といい、現地で原爆展の開催も考えている。市役所で松井一実市長と面会し、「教育実習生や新任教員を指導してきた経験を生かしたい。スポーツができる日常の価値も伝えられたら」と意気込んだ。(下高充生)
(2024年7月30日朝刊掲載)
8月27日から2026年3月まで同国の離島ザンジバルの大学で活動。体育の教員を志望する学生向けに、教材やカリキュラムのつくり方などを教える予定にしている。
祖父母が被爆者、父が胎内被爆者といい、現地で原爆展の開催も考えている。市役所で松井一実市長と面会し、「教育実習生や新任教員を指導してきた経験を生かしたい。スポーツができる日常の価値も伝えられたら」と意気込んだ。(下高充生)
(2024年7月30日朝刊掲載)