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独サッカー選手ら献花 平和公園でシュツットガルト きょうサンフレとピースマッチ

 サッカーのドイツ1部シュツットガルトの選手たちが31日、広島市中区の平和記念公園を訪れ、原爆慰霊碑に献花した。1日に同区のエディオンピースウイング広島で、J1サンフレッチェ広島と国際親善試合で対戦。「ピースマッチ」と銘打つ一戦を前に核兵器の廃絶と恒久平和を願った。

 7月29日に広島入りした選手やスタッフら約90人が訪問。クラブの代表者が花輪を手向け、全員で祈りをささげた。献花に先立って原爆資料館を約1時間見学。写真や映像に真剣な表情で見入り、被爆の実態に触れた。アタカン・カラソル主将は「歴史の背景をもっと知りたくなった。二度と繰り返さない必要性を心に強く感じた」と話した。(高橋良輔)

(2024年8月1日朝刊掲載)

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