核廃絶訴え 岩国で大行進 禁止条約加盟を求める
24年8月2日
核兵器廃絶を訴えながら全国各地から広島へとリレーする「国民平和大行進」(日本原水協などの実行委員会主催)が1日、山口県岩国市であった。約30人が参加し、JR藤生駅から岩国駅まで約9キロを歩いた。
参加者は「日本政府は1日も早く核兵器禁止条約に加盟を」と書かれた横断幕を持って国道188号などを行進。岩国原水協の吉岡光則理事長(78)は、米国の核を含む戦力で日本防衛に関与する「拡大抑止」の強化に日米両政府が合意したのに触れ、「核兵器の存在を肯定しており許せない。廃絶を訴え続けたい」と汗を拭った。
行進は6月29日に長崎市を出発。7月21日に下関市に入り、県内をリレーしてきた。2日は和木町を歩いた後に広島県に入る。(長久豪佑)
(2024年8月2日朝刊掲載)
参加者は「日本政府は1日も早く核兵器禁止条約に加盟を」と書かれた横断幕を持って国道188号などを行進。岩国原水協の吉岡光則理事長(78)は、米国の核を含む戦力で日本防衛に関与する「拡大抑止」の強化に日米両政府が合意したのに触れ、「核兵器の存在を肯定しており許せない。廃絶を訴え続けたい」と汗を拭った。
行進は6月29日に長崎市を出発。7月21日に下関市に入り、県内をリレーしてきた。2日は和木町を歩いた後に広島県に入る。(長久豪佑)
(2024年8月2日朝刊掲載)