原爆犠牲者悼み縮景園で供養式 約70人が献花
24年8月2日
広島市中区の縮景園で1日、原爆投下後に同園へ避難して亡くなった犠牲者の慰霊供養式があった。関係者や地元の子どもたち約70人が献花し、黙とうをした。
近くの広島女学院中の3年生2人が「平和への誓い」を発表し、曽祖母を原爆で亡くした白石愛さん(14)は「今ある日常は当たり前でなく、平和を守るのは私たちの義務で、使命」と訴えた。山田結夢さん(14)は被爆証言を聞いた経験を紹介し「平和を訴え続けてきた先人たちの思いを引き継ぎ、核兵器を使うのは許されないと伝えていこうと思った」と強調した。
県縮景園原爆犠牲者慰霊供養会と県が主催し、ほかに献茶や献曲もあった。園では1987年に64体の遺骨が見つかり、翌年から毎年、供養式が開かれている。
(2024年8月2日朝刊掲載)
近くの広島女学院中の3年生2人が「平和への誓い」を発表し、曽祖母を原爆で亡くした白石愛さん(14)は「今ある日常は当たり前でなく、平和を守るのは私たちの義務で、使命」と訴えた。山田結夢さん(14)は被爆証言を聞いた経験を紹介し「平和を訴え続けてきた先人たちの思いを引き継ぎ、核兵器を使うのは許されないと伝えていこうと思った」と強調した。
県縮景園原爆犠牲者慰霊供養会と県が主催し、ほかに献茶や献曲もあった。園では1987年に64体の遺骨が見つかり、翌年から毎年、供養式が開かれている。
(2024年8月2日朝刊掲載)