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平和を胸に国際試合 ピースマッチ 広島でサンフレと独チーム

 J1サンフレッチェ広島は1日、広島市中区のエディオンピースウイング広島で、ドイツ1部シュツットガルトとの国際親善試合に臨んだ。第2次世界大戦時、空襲で甚大な被害が出たシュツットガルトとの一戦は「ピースマッチ」として開催。選手たちは2万26人の観衆とともに、恒久平和を願った。

 スタジアムは平和をイメージした緑にライトアップされた。両チームの選手は、広島に原爆が投下された8月6日を示す背番号「86」のシャツで入場。広島の佐々木翔選手が「サッカーを通じて平和の尊さを発信していく」、シュツットガルトのアタカン・カラゾル選手が「平和への思いを胸にプレーする」などと宣誓し、黙とうをささげた。

 ピースマッチは2018年から実施。海外クラブとは初だった。(山本堅太郎)

(2024年8月2日朝刊掲載)

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