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　広島、長崎両県などは６～９日、折り鶴に込めた平和へのメッセージを交流サイト（ＳＮＳ）で発信する「未来へのおりづるキャンペーン」を展開する。今回はＪ１サンフレッチェ広島選手が初めて参加を予定。陸上やラグビーなど地元のトップアスリートにも協力を呼びかける。

　キャンペーンは核兵器廃絶や平和を願うメッセージを手作りの折り鶴の写真や動画とともにＳＮＳで拡散させる狙い。ハッシュタグ「＃ＣｒａｎｅｓＦｏｒＯｕｒＦｕｔｕｒｅ」か「＃未来へのおりづる」を付けて、Ｘ（旧ツイッター）やインスタグラム、ティックトックに投稿してもらう。

　２０２１年度から毎年実施しており、これまでに芸術家のオノ・ヨーコさんたち国内外の著名人も参加した。２３年度は期間中の閲覧数が約５５５０万件に上った。

　本年度は地元のプロスポーツや企業チームにも参加を依頼。県平和推進プロジェクト・チームは「若者に身近なスポーツ選手に発信してもらうことで平和のメッセージを幅広い世代に届けたい」としている。（和多正憲）

（２０２４年８月３日朝刊掲載）