湯崎知事あいさつ SNSで話題 世界で続く戦争に言及 ガザ推測の投稿も
24年8月7日
広島県の湯崎英彦知事の6日の平和記念式典でのあいさつが、交流サイト(SNS)で話題になった。世界で続く戦争に触れた場面について、パレスチナ自治区ガザを攻撃するイスラエルを批判した言葉ではないかと推測する投稿が相次いだ。湯崎知事は「特定の国を名指ししたものではない」と否定している。
式典を中継したNHKの映像では、湯崎知事が現代の戦争は「男も女も子どもも老人も銃弾で撃ち抜かれ、あるいはミサイルで粉々にされる」などと述べた場面で、参列席のイスラエル駐日大使の姿が映し出された。
あいさつでは弥生時代の矢尻から銃、ミサイルと武器を変えて続く戦争の現状を伝えており、湯崎知事は中国新聞の取材に「最大限の武器を使うのが人間のさが。核兵器だけは使われないという核抑止論はあり得ないと問題提起した」と話した。(和多正憲)
(2024年8月7日朝刊掲載)
式典を中継したNHKの映像では、湯崎知事が現代の戦争は「男も女も子どもも老人も銃弾で撃ち抜かれ、あるいはミサイルで粉々にされる」などと述べた場面で、参列席のイスラエル駐日大使の姿が映し出された。
あいさつでは弥生時代の矢尻から銃、ミサイルと武器を変えて続く戦争の現状を伝えており、湯崎知事は中国新聞の取材に「最大限の武器を使うのが人間のさが。核兵器だけは使われないという核抑止論はあり得ないと問題提起した」と話した。(和多正憲)
(2024年8月7日朝刊掲載)