世界の核被害者 連帯を HANWAシンポ ヒロシマ8・6
24年8月7日
市民団体「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」(HANWA)は6日、広島市中区で核被害者の連帯を考えるシンポジウムを開いた。被爆80年の来年10月に市内で開く「世界核被害者フォーラム」に向け、広島の被爆者や米国の核実験・ウラン鉱山被害者団体の代表者ら10人が、世界のヒバクシャの実情を語り合った。
HANWAの森滝春子共同代表は、核開発に欠かせないウラン鉱山は大国の植民地にされたアフリカや先住民の居住地にあると指摘。「核開発は構造的に差別や抑圧、人権無視の上に成り立つ。核被害を知る被爆地で私たちは連帯する責務がある」と力を込めた。
オンラインも含め約100人が集まった。「核被害は人類全ての問題」「共に立ち上がろう」などと確認し合った。(小林可奈)
(2024年8月7日朝刊掲載)
HANWAの森滝春子共同代表は、核開発に欠かせないウラン鉱山は大国の植民地にされたアフリカや先住民の居住地にあると指摘。「核開発は構造的に差別や抑圧、人権無視の上に成り立つ。核被害を知る被爆地で私たちは連帯する責務がある」と力を込めた。
オンラインも含め約100人が集まった。「核被害は人類全ての問題」「共に立ち上がろう」などと確認し合った。(小林可奈)
(2024年8月7日朝刊掲載)