「核なき世界」 どう実現 若者と専門家 広島で対話イベント
24年8月7日
「核なき世界」の実現に向けた方策を探る対話イベントが6日、広島市中区のエディオンピースウイング広島であった。広島県内外の若者が核軍縮や不拡散分野で活動する専門家たちの議論を通じて、自分たちに何ができるかを考えた。
国連軍縮担当上級代表の中満泉事務次長や広島県の湯崎英彦知事、ジャマイカのショーナ-ケイ・リチャーズ駐日大使たち6人の議論を対面で参加した高校生たち65人が聞き入った。
中満事務次長は、核軍縮を進める中で若者の関与が重要な役割を担うと強調。「勇気を持って声を上げることが大事」と呼びかけた。リチャーズ大使は若者の発言力を高めるため、核軍縮に関するワークショップを開いてきたと紹介。「未来をつくるのはあなたたち」とエールを送った。
国連訓練調査研究所(ユニタール)と広島県主導の官民組織「へいわ創造機構ひろしま」(HOPe)が主催。呉市の高校2年今井希さん(16)は「一人一人がしっかりと問題を考える必要性を感じた」と話していた。(伊藤友一)
(2024年8月7日朝刊掲載)
国連軍縮担当上級代表の中満泉事務次長や広島県の湯崎英彦知事、ジャマイカのショーナ-ケイ・リチャーズ駐日大使たち6人の議論を対面で参加した高校生たち65人が聞き入った。
中満事務次長は、核軍縮を進める中で若者の関与が重要な役割を担うと強調。「勇気を持って声を上げることが大事」と呼びかけた。リチャーズ大使は若者の発言力を高めるため、核軍縮に関するワークショップを開いてきたと紹介。「未来をつくるのはあなたたち」とエールを送った。
国連訓練調査研究所(ユニタール)と広島県主導の官民組織「へいわ創造機構ひろしま」(HOPe)が主催。呉市の高校2年今井希さん(16)は「一人一人がしっかりと問題を考える必要性を感じた」と話していた。(伊藤友一)
(2024年8月7日朝刊掲載)