「記憶の継承 地元でも」 ヒロシマ講座 地方紙若手 式典取材 ヒロシマ8・6
24年8月7日
広島市が主催するジャーナリスト研修「ヒロシマ講座」を受講している地方紙10社の10人が6日、平和記念式典などを取材した。
河北新報社(仙台市)の中村楓記者(23)は、遺族代表として式典に参列した宮城県原爆被害者の会の木村緋紗子会長(87)を取材。爆心地から1・6キロの大須賀町で被爆し、原爆で父を失った木村会長の体験を聞き、記事を書いた。
新見市出身で長崎大に学んだ中村記者は「被爆者の話をこれだけ長時間にわたり聴くのは初めて。先人の記憶を引き継ぐ経験は、東日本大震災の報道のヒントにもなる」と話していた。
講座は7月28日から8月7日までの11日間。2002年度に始まり、受講者は延べ201人となった。(石川昌義)
(2024年8月7日朝刊掲載)
河北新報社(仙台市)の中村楓記者(23)は、遺族代表として式典に参列した宮城県原爆被害者の会の木村緋紗子会長(87)を取材。爆心地から1・6キロの大須賀町で被爆し、原爆で父を失った木村会長の体験を聞き、記事を書いた。
新見市出身で長崎大に学んだ中村記者は「被爆者の話をこれだけ長時間にわたり聴くのは初めて。先人の記憶を引き継ぐ経験は、東日本大震災の報道のヒントにもなる」と話していた。
講座は7月28日から8月7日までの11日間。2002年度に始まり、受講者は延べ201人となった。(石川昌義)
(2024年8月7日朝刊掲載)