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　英国のジュリア・ロングボトム駐日大使は６日、長崎市が９日の平和祈念式典にイスラエルを招かないと決めたのを受けて、自らの参列を見合わせると明らかにした。

　長崎市は３年連続で、ウクライナ侵攻を続けるロシアと支援国ベラルーシも招待していない。ロングボトム氏はロシアが「主権国に侵略した」と説明。イスラエルによるパレスチナ自治区ガザの攻撃については「他国から自国を守る権利だと認識している」とし、自らが出席すれば双方を「同様に扱っているとみなされかねない」と述べた。

　長崎には代理を派遣するという。この日、広島市中区のホテルで報道陣の取材に答えた。

（２０２４年８月７日朝刊掲載）