音楽が結ぶベルギーとの縁 駐日大使、エリザベト音楽大で学生らと交流
24年8月8日
ベルギーのアントワン・エブラー駐日大使が7日、広島市中区のエリザベト音楽大を訪問し、学生や教職員と交流。被爆から2年後、ベルギー人神父が創設した音楽教室を前身とする同大の歴史に触れた。
大使は、6日の平和記念式典に出席するため、広島市内に滞在。この日は、川野祐二学長の案内で、隣接する世界平和記念聖堂に寄った後、グレゴリオ聖歌の譜面が描かれた校舎の壁面など、キャンパス内を見学した。
エントランスホールでは、声楽専攻の学生たち約30人がベルギー国歌と宗教歌を合唱。熱心に耳を傾けていた大使は、「わが国と関係が深いエリザベト音大に来ることができ、光栄。合唱もとても美しかった」と述べた。教職員による歓迎コンサートも開かれた。(桑島美帆)
(2024年8月8日朝刊掲載)
大使は、6日の平和記念式典に出席するため、広島市内に滞在。この日は、川野祐二学長の案内で、隣接する世界平和記念聖堂に寄った後、グレゴリオ聖歌の譜面が描かれた校舎の壁面など、キャンパス内を見学した。
エントランスホールでは、声楽専攻の学生たち約30人がベルギー国歌と宗教歌を合唱。熱心に耳を傾けていた大使は、「わが国と関係が深いエリザベト音大に来ることができ、光栄。合唱もとても美しかった」と述べた。教職員による歓迎コンサートも開かれた。(桑島美帆)
(2024年8月8日朝刊掲載)