被服支廠保全へ 広島県に101万円 耐震工事で市民団体寄付
24年8月8日
広島市南区にある最大級の被爆建物「旧陸軍被服支廠(ししょう)」を巡り、市民団体「旧被服支廠の保全を願う懇談会」が耐震工事の費用として101万円を広島県に寄付した。
共同代表の切明千枝子さん(94)が7日、県庁を訪れ、県地域政策局の岡田浩二局長に目録を渡した。岡田局長は切明さんに感謝状を贈った。
101万円は昨年8月に93歳で亡くなるまで共同代表を務めた中西巌さんと次男の修さん(63)が同会に託していた。同会が今年7月に県へ寄付した。切明さんは「寄付金を平和のために役立ててほしい」と願っていた。
同会は2020年1月から募金活動をしており、集まったお金も県へ寄付する予定でいる。(河野揚)
(2024年8月8日朝刊掲載)
共同代表の切明千枝子さん(94)が7日、県庁を訪れ、県地域政策局の岡田浩二局長に目録を渡した。岡田局長は切明さんに感謝状を贈った。
101万円は昨年8月に93歳で亡くなるまで共同代表を務めた中西巌さんと次男の修さん(63)が同会に託していた。同会が今年7月に県へ寄付した。切明さんは「寄付金を平和のために役立ててほしい」と願っていた。
同会は2020年1月から募金活動をしており、集まったお金も県へ寄付する予定でいる。(河野揚)
(2024年8月8日朝刊掲載)