終戦の日 護国神社では戦没者を追悼
24年8月16日
広島市中区の広島護国神社は15日、戦没者を追悼する「英霊感謝祭」を営み、遺族たち約100人が参列した。
藤本武則宮司(76)が祝詞を上げた後、パリ五輪に触れ、太平洋戦争では県出身のスポーツ選手も多く戦死したと説明。「犠牲のもとに平和と繁栄がある」と述べた。参列した東広島市の市職員梅貴政さん(52)は母親の兄弟数人が戦死したといい、「戦争を経験した世代が減る中、平和な世の中をどう守るかを考え続けたい」と話した。
続いて日本会議広島が神社内で集会を開いた。前呉市長の小村和年会長が「英霊の声に耳を澄ませて」と題して講演し、参加者約100人が正午に黙とうした。
(2024年8月16日朝刊掲載)
藤本武則宮司(76)が祝詞を上げた後、パリ五輪に触れ、太平洋戦争では県出身のスポーツ選手も多く戦死したと説明。「犠牲のもとに平和と繁栄がある」と述べた。参列した東広島市の市職員梅貴政さん(52)は母親の兄弟数人が戦死したといい、「戦争を経験した世代が減る中、平和な世の中をどう守るかを考え続けたい」と話した。
続いて日本会議広島が神社内で集会を開いた。前呉市長の小村和年会長が「英霊の声に耳を澄ませて」と題して講演し、参加者約100人が正午に黙とうした。
(2024年8月16日朝刊掲載)