東京駐在社員 8・6に集う 広島の企業や自治体 理研産業企画 平和の思い共有
24年8月8日
オフィス機器販売などの理研産業(広島市中区)は6日夜、広島県内の企業や自治体が平和をテーマに交流する初のイベントを東京都内で開いた。原爆の日にちなみ、東京からも思いを寄せようと企画した。
32の企業・自治体の東京の拠点から57人が集まった。このうち7社と広島、福山、呉の3市は、それぞれの歴史や事業、近年の取り組みを平和へのメッセージを交えて紹介。理研産業東京支店の光野博之さん(67)は「こういう場も平和でないと実現できない。人と人がつながって平和を維持できれば」と説いた。
参加者はその後、軽食を取りながら名刺交換したり自社の事業を説明したりして交流を深めた。戦後復興を志す技術者が設立したという総合建設コンサルタントの復建調査設計(東区)東京支社の和田利樹次長は「原爆投下があった日に、自分も含め東京で広島の願いを共有できたのは意義深いと思う」と話していた。(秋吉正哉)
(2024年8月8日朝刊掲載)
32の企業・自治体の東京の拠点から57人が集まった。このうち7社と広島、福山、呉の3市は、それぞれの歴史や事業、近年の取り組みを平和へのメッセージを交えて紹介。理研産業東京支店の光野博之さん(67)は「こういう場も平和でないと実現できない。人と人がつながって平和を維持できれば」と説いた。
参加者はその後、軽食を取りながら名刺交換したり自社の事業を説明したりして交流を深めた。戦後復興を志す技術者が設立したという総合建設コンサルタントの復建調査設計(東区)東京支社の和田利樹次長は「原爆投下があった日に、自分も含め東京で広島の願いを共有できたのは意義深いと思う」と話していた。(秋吉正哉)
(2024年8月8日朝刊掲載)