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折り鶴コースターに「坊や」 廿日市のオアシスコーポ商品化 事業費の支援 CFで募る

 障害者作業所運営のオアシスコーポレーション(廿日市市)が、折り鶴の再生紙を使ったコースターに、広島東洋カープのマスコットキャラクターのカープ坊やをデザインして商品化する。地域特化型クラウドファンディング(CF)サイト「ひろファン」を通じ、事業費の支援を募っている。

 直径9センチの円形で、9月にも売り出す。昨年3月に発売した折り鶴の図柄入りを含む4枚セットを広島、廿日市市の宿泊施設や土産物店で売る。1300円。

 同社の作業所リバティーはつかいちの利用者が袋詰めなどを担う。折り鶴の図柄入りのタイプは、昨年5月に広島市であった先進7カ国首脳会議(G7サミット)の会合で使われた。

 広島銀行(広島市中区)や中国新聞社が運営する「ひろファン」のサイトで、10月7日まで支援を募る。岡本淳社長は「企業とのコラボ商品を増やして売り上げを伸ばし、障害者の収入増を図る」と話している。(村上和生)

(2024年8月15日朝刊掲載)

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