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東友会慰霊祭に250人 原爆症訴訟解決誓う 東京

■記者 岡田浩平

 東京都原爆被害者団体協議会(東友会)の原爆犠牲者慰霊祭と追悼の集いが26日、品川区の東海寺で営まれた。被爆者や遺族ら約250人が参列し、核兵器廃絶の実現や原爆症認定集団訴訟の解決を誓った。

 出席者全員が慰霊碑へ焼香した。藤平典副会長(80)がオバマ米大統領の演説などに触れ、「核兵器のない世界をつくるため残された力を出し切りたい」とあいさつした。

 飯田マリ子会長(77)は集団訴訟で18連勝した点を強調し、「被爆者の実態に合った認定制度に改めさせ、全員救済を勝ち取ろう」と呼び掛けた。

 都内の被爆者は3月時点で7476人。前年同期より334人減った。

(2009年7月27日朝刊掲載)

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