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「オッペンハイマー」 科学的視点から 原作監訳者・山崎詩郎さん 25日広島で講演会

 米国の歴史家カイ・バードとマーティン・シャーウィンによる原子爆弾開発者の評伝「オッペンハイマー」の早川書房版を監訳した物理学者山崎詩郎さんの講演会「オッペンハイマーの科学」が25日、広島市中区のRCC文化センターである。

 クリストファー・ノーラン監督の同名映画の原作として知られ、2006年にはピュリツァー賞を受賞した。ノーラン監督の「テネット」では字幕科学監修も手がけた山崎さんは「悲劇を忘れず、科学的理解を通じて新たな知見と視点を提供したい」と呼びかける。

 午後2時開演。一般2千円、6~12歳は千円、未就学児無料。映像制作などを手がける地元物語(東京)が企画した。☎090(6138)4135。info@localstories.jp(渡辺敬子)

(2024年8月24日朝刊掲載)

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