斎藤海上幕僚長 呉基地を初視察 隊員200人に訓示
24年8月29日
海上自衛隊トップの斎藤聡海上幕僚長が28日、就任後初めて呉市の海自呉基地を訪れた。各部隊を視察後、基地内の体育館で約200人の隊員に訓示した。
訓示で斎藤幕僚長は、海自内部での特定秘密の不適切運用や訓練手当の不正受給などで7月、隊員たちが一斉に処分されたことに触れ「海自への信頼を損なった」と指摘。その上で「課題解決に向けて取り組んでいる」と説明した。
斎藤幕僚長は一斉処分を受けて辞任した酒井良前幕僚長の後任として、7月19日に就任した。今後、各地の海自拠点を視察して回るという。(小林旦地)
(2024年8月29日朝刊掲載)
訓示で斎藤幕僚長は、海自内部での特定秘密の不適切運用や訓練手当の不正受給などで7月、隊員たちが一斉に処分されたことに触れ「海自への信頼を損なった」と指摘。その上で「課題解決に向けて取り組んでいる」と説明した。
斎藤幕僚長は一斉処分を受けて辞任した酒井良前幕僚長の後任として、7月19日に就任した。今後、各地の海自拠点を視察して回るという。(小林旦地)
(2024年8月29日朝刊掲載)