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イスラエル不招待 長崎前市長が市判断に理解 平和祈念式典

 長崎市の田上富久前市長は7日、今年8月9日の平和祈念式典にイスラエルを招待しなかった市の判断について「静かな中で式典を営むのを最優先に考えたとき、(特定の国に)遠慮してもらうことはあり得る」と理解を示した。

 広島市内であった「みんなの市民サミット」に参加し、会場からの見解を問う声に答えた。式典の本質を「原爆で亡くなった方の霊を慰め、平和への思いを高める」と強調した。一方で、「理由をもう少し丁寧に説明しても良かった」とも指摘した。田上氏は昨年4月まで長崎市長を4期16年務めた。

(2024年9月8日朝刊掲載)

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