四国五郎さん題材 反戦訴え一人芝居 福山で19日
24年9月8日
今年生誕100年と没後10年を迎えた三原市出身の詩人・画家の四国五郎さんと、被爆死した弟直登さんを題材にした一人芝居「ヒロシマの母子像」の公演が19日午後6時半から、福山市駅家町のカフェ・ドゥ・ララである。ミュージシャンで俳優の趙博さん(67)=大阪市=による巡回公演の一環。
絵本「おこりじぞう」の作画などで知られる四国さんは3年間のシベリア抑留を経て広島に帰郷後、18歳だった直登さんが被爆し約20日後に亡くなったことを知る。公演では、趙さんが四国さんの詩や言葉などを織り交ぜながら、生涯をかけて反戦平和を訴えた生きざまを伝える。
趙さんは「ウクライナやガザでは戦闘が続き、子どもを含む多くの命が毎日奪われている。今こそ反戦平和への思いを確かにしてほしい」と話している。チケットは前売り2500円、当日3千円。コラボ玉造☎090(8146)1929。
(2024年9月8日朝刊掲)
絵本「おこりじぞう」の作画などで知られる四国さんは3年間のシベリア抑留を経て広島に帰郷後、18歳だった直登さんが被爆し約20日後に亡くなったことを知る。公演では、趙さんが四国さんの詩や言葉などを織り交ぜながら、生涯をかけて反戦平和を訴えた生きざまを伝える。
趙さんは「ウクライナやガザでは戦闘が続き、子どもを含む多くの命が毎日奪われている。今こそ反戦平和への思いを確かにしてほしい」と話している。チケットは前売り2500円、当日3千円。コラボ玉造☎090(8146)1929。
(2024年9月8日朝刊掲)