戦争被害者の連帯訴え 中区「不戦のつどい」で講演
24年9月16日
平和への誓いを新たにする「不戦のつどい」が15日、広島市中区であった。長崎市出身で被爆2世のジャーナリスト高瀬毅さん(69)が基調講演し、被爆地が世界のさまざまな戦争や核の被害者と連携し、核兵器の恐ろしさを世界で共有する大切さなどを語った。
オンラインを含め約100人が参加。高瀬さんは、広島の被爆者たちがアジア太平洋戦争の旧日本軍による加害の歴史を知り、アジア諸国の被害者のほか、核実験や原発事故の被害者とも連帯すべきだと主張。「被爆地がアジアの人たちと話ができるように変わらないといけない」と述べた。
日本ジャーナリスト会議広島支部の主催。平和記念公園(中区)のボランティアガイドの中嶋典子さん(71)=中区=は「子どもたちに旧日本軍の加害の歴史も伝えたいと改めて思った」と話した。(山下美波)
(2024年9月16日朝刊掲載)
オンラインを含め約100人が参加。高瀬さんは、広島の被爆者たちがアジア太平洋戦争の旧日本軍による加害の歴史を知り、アジア諸国の被害者のほか、核実験や原発事故の被害者とも連帯すべきだと主張。「被爆地がアジアの人たちと話ができるように変わらないといけない」と述べた。
日本ジャーナリスト会議広島支部の主催。平和記念公園(中区)のボランティアガイドの中嶋典子さん(71)=中区=は「子どもたちに旧日本軍の加害の歴史も伝えたいと改めて思った」と話した。(山下美波)
(2024年9月16日朝刊掲載)