パグウォッシュ会議25年広島開催 市長歓迎「成功へ支援」
24年9月19日
核兵器廃絶を目指す科学者たちの国際組織「パグウォッシュ会議」が被爆80年の2025年に広島市で開く世界大会で、松井一実市長は18日、経費とプログラムの両面で支援する考えを明らかにした。
市議会一般質問で会議の意義などを問われた松井市長は、市の被爆80年事業に位置付け「成功に向けてしっかりと支援したい」と強調。20年ぶり3回目となる市内開催に「国籍や宗教、立場の違いを超えて世界中の科学者が共に核兵器のない世界の実現に向けて議論を重ねるのは大きな意義がある」と歓迎した。
支援するプログラムは、「核なき世界」と戦争の廃絶をテーマにした講演や参加者による原爆資料館(中区)の見学、被爆体験の証言などを計画。若者を含む市民との対話の機会を設ける方向で、日本パグウォッシュ会議事務局と調整している。
日程は11月1~5日で約40カ国から約200人の参加を見込んでいる。(川上裕)
(2024年9月19日朝刊掲載)
市議会一般質問で会議の意義などを問われた松井市長は、市の被爆80年事業に位置付け「成功に向けてしっかりと支援したい」と強調。20年ぶり3回目となる市内開催に「国籍や宗教、立場の違いを超えて世界中の科学者が共に核兵器のない世界の実現に向けて議論を重ねるのは大きな意義がある」と歓迎した。
支援するプログラムは、「核なき世界」と戦争の廃絶をテーマにした講演や参加者による原爆資料館(中区)の見学、被爆体験の証言などを計画。若者を含む市民との対話の機会を設ける方向で、日本パグウォッシュ会議事務局と調整している。
日程は11月1~5日で約40カ国から約200人の参加を見込んでいる。(川上裕)
(2024年9月19日朝刊掲載)