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ヒロシマが世界発信すべきことは 佐藤優氏×平岡元市長対談 広島で来月

 東西冷戦を終結に導いたロシアの故ゴルバチョフ元大統領の遺志を継ぐ「人間の安全保障フォーラム」が10月5日午後1時20分から、広島市中区の原爆資料館東館地下1階メモリアルホールである。元外務省主任分析官で作家の佐藤優さんと元広島市長の平岡敬さんが対談する。

 佐藤さんが「米大統領選と世界の動向」と題して講演。次いで2人が「いま、ヒロシマが世界に発信すべきことは」をテーマに語り合う。

 ゴルバチョフ氏は1985年、レーガン米大統領とともに「核戦争に勝者はなく、その戦いは決してしてはならない」と合意。米ソの核兵器削減と89年の冷戦終結につなげた。生前の発言は、今年8月6日の広島平和宣言でも引用された。

 NPO法人ANT―Hiroshima(中区)、ゴルバチョフ財団日本事務所などでつくる実行委員会の主催。第1回は沖縄で開催。定員300人(先着順、30日締め切り)。資料代2千円。申し込みはメールant@ant‐hiroshima.org ☎082(502)6304などで受け付ける。(金崎由美)

(2024年9月23日朝刊掲載)

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