岩国基地 空自機飛来へ 日米共同演習で来月 夜間飛行も計画
24年9月27日
中国四国防衛局は26日、海上自衛隊と米軍が共同で使う岩国基地(岩国市)に10月中旬から11月上旬まで、航空自衛隊の戦闘機6機などが飛来すると岩国市に伝えた。日米共同統合演習「キーン・ソード」の一環。岩国基地の米軍戦闘機とともに四国沖で訓練し、夜間飛行も計画している。
市などによると、航空自衛隊三沢基地(青森県)のステルス戦闘機F35A6機が10月15日以降に岩国基地に飛来。米軍のF35B12機などとともに四国沖で統合防空ミサイル防衛や統合対艦攻撃の訓練に参加する。10月29、30日には夜間飛行を予定する。空自機は11月8日までに撤収する。
演習では、陸自の第17普通科連隊(山口市)などの約600人、約200車両が岩国基地に入り、米海兵隊とともに基地の警備訓練をする。海上自衛隊呉基地(呉市)を母港とする護衛艦いなづまも岩国基地での補給訓練に参加する。空自の見島分屯基地(萩市)でも警備訓練を行う。
岩国市は、早朝夜間の離着陸を極力避けることや騒音、渋滞への配慮を同防衛局へ要請した。
演習は10月23日~11月1日、全国の自衛隊、米軍の施設や空域で実施。自衛隊の約3万3千人、米軍の約1万2千人が参加する。(長久豪佑)
(2024年9月27日朝刊掲載)
市などによると、航空自衛隊三沢基地(青森県)のステルス戦闘機F35A6機が10月15日以降に岩国基地に飛来。米軍のF35B12機などとともに四国沖で統合防空ミサイル防衛や統合対艦攻撃の訓練に参加する。10月29、30日には夜間飛行を予定する。空自機は11月8日までに撤収する。
演習では、陸自の第17普通科連隊(山口市)などの約600人、約200車両が岩国基地に入り、米海兵隊とともに基地の警備訓練をする。海上自衛隊呉基地(呉市)を母港とする護衛艦いなづまも岩国基地での補給訓練に参加する。空自の見島分屯基地(萩市)でも警備訓練を行う。
岩国市は、早朝夜間の離着陸を極力避けることや騒音、渋滞への配慮を同防衛局へ要請した。
演習は10月23日~11月1日、全国の自衛隊、米軍の施設や空域で実施。自衛隊の約3万3千人、米軍の約1万2千人が参加する。(長久豪佑)
(2024年9月27日朝刊掲載)