被爆体験聞き 平和考えよう 5日から山口で原爆展 紙芝居や腹話術の講話
24年10月5日
山口市原爆被害者の会は5~13日、山口市道場門前の市民活動支援センターさぽらんてで、原爆展を開く。被爆者や戦争体験者の話を聞ける時間も設ける。
会場には、広島と長崎の原爆被害の写真を約20点並べる。5日午後2時からは、14歳の時に広島で被爆し、双子の弟を亡くした男性をモデルに同会が制作した紙芝居の上演と、広島の被爆者の遺品「伸ちゃんの三輪車」について腹話術を使った講話がある。
6日午後2時からは、1歳の時に広島で家族とともに被爆した同会の永野和代会長(80)を囲む茶話会、13日午後2時からは朝鮮半島で終戦を迎え、戦争に関する絵本の出版経験がある原田満里子さん(90)が当時の生活や教育について話す。
永野会長は「今の平和があるのは、悲惨な戦争と終戦があったから。これから先も平和を続けるために何をすべきか、学ぶべきかをぜひ親子で考えてもらいたい」と呼びかける。午前9時半~午後6時(5日は正午から、13日は午後4時まで)。入場無料。9日休館。 (江頭香暖)
(2024年10月5日朝刊掲載)
会場には、広島と長崎の原爆被害の写真を約20点並べる。5日午後2時からは、14歳の時に広島で被爆し、双子の弟を亡くした男性をモデルに同会が制作した紙芝居の上演と、広島の被爆者の遺品「伸ちゃんの三輪車」について腹話術を使った講話がある。
6日午後2時からは、1歳の時に広島で家族とともに被爆した同会の永野和代会長(80)を囲む茶話会、13日午後2時からは朝鮮半島で終戦を迎え、戦争に関する絵本の出版経験がある原田満里子さん(90)が当時の生活や教育について話す。
永野会長は「今の平和があるのは、悲惨な戦争と終戦があったから。これから先も平和を続けるために何をすべきか、学ぶべきかをぜひ親子で考えてもらいたい」と呼びかける。午前9時半~午後6時(5日は正午から、13日は午後4時まで)。入場無料。9日休館。 (江頭香暖)
(2024年10月5日朝刊掲載)