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花供養 平和に祈り 呉 生産者や華道関係者ら参列

 日々の生活に潤いと安らぎを与える花や木に感謝する「くれ花供養」が5日、呉市中央の中央公園にある華魂碑前であり、生産者や華道関係者たち約90人が参列した。花の流通や造園に携わる市内3団体でつくる実行委員会の主催で、89回目。

 大菊やコチョウランなどで飾られた碑の前で、槙坪一誠委員長(82)はあいさつで「90回となる来年は記念誌の発行なども予定している。全ての命を大切にし、幸せで平和な世の中になるよう祈りながら続けていく」と述べた。読経の中、参列者は菊を献花して手を合わせた。(鴻池尚)

(2024年10月8日朝刊掲載)

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