被爆者や若者ら祝う会 広島市中区のカフェ
24年10月14日
日本被団協のノーベル平和賞受賞決定を祝う会が13日、広島市中区のカフェ「ハチドリ舎」であった。被爆者や若者たち約15人が参加し、核兵器廃絶に向けた活動に一層力を入れると確認した。
「平和」などと書かれたクッキーを飾ったケーキを食べ、喜びを分かち合った。広島県立広島第二高等女学校(現皆実高)在学中に被爆し、証言活動を続ける切明千枝子さん(94)=安佐南区=は「平和というのは油断すると逃げていく。力を合わせて守っていきましょう」と語った。二つの広島県被団協の理事長も心境を語った。
会はハチドリ舎と市民グループ「核政策を知りたい広島若者有権者の会」(カクワカ広島)が企画。田中美穂共同代表(30)は「被爆者の数十年に及ぶ苦労と痛みを想像し、日本政府に核兵器禁止条約への参加を求める強いメッセージとなるよう、一緒に頑張りたい」と意気込んだ。(下高充生)
(2024年10月14日朝刊掲載)
「平和」などと書かれたクッキーを飾ったケーキを食べ、喜びを分かち合った。広島県立広島第二高等女学校(現皆実高)在学中に被爆し、証言活動を続ける切明千枝子さん(94)=安佐南区=は「平和というのは油断すると逃げていく。力を合わせて守っていきましょう」と語った。二つの広島県被団協の理事長も心境を語った。
会はハチドリ舎と市民グループ「核政策を知りたい広島若者有権者の会」(カクワカ広島)が企画。田中美穂共同代表(30)は「被爆者の数十年に及ぶ苦労と痛みを想像し、日本政府に核兵器禁止条約への参加を求める強いメッセージとなるよう、一緒に頑張りたい」と意気込んだ。(下高充生)
(2024年10月14日朝刊掲載)