私たちは核兵器廃絶を諦めません 日本被団協の箕牧代表委員 原爆慰霊碑にノーベル平和賞報告
24年10月14日
日本被団協の代表委員で、広島県被団協の箕牧(みまき)智之理事長(82)が13日、広島市中区の平和記念公園を訪れ、原爆慰霊碑にノーベル平和賞の受賞決定を報告した。被団協の亡き先駆者や原爆犠牲者を追悼し、核兵器廃絶への決意を誓った。
県被団協の苞山(ほうやま)正男副理事長(95)、賀屋幸治副理事長(71)と共に碑前に立った。歴代の県被団協理事長で、日本被団協も引っ張った森滝市郎さん(1994年に92歳で死去)や坪井直(すなお)さん(21年に96歳で死去)の名を挙げながら「平和賞をいただくことになった。坪井さんがいつも言っていたように、私たちは核兵器廃絶を諦めません」と語り、花を手向けた。
居合わせた外国人たちからは拍手を送られた。報道各社の取材に「多くの被爆者が核兵器の廃絶を訴えてきたことが、今回の受賞につながった。道のりは険しくても訴えていかないといけない」と話した。(下高充生)
(2024年10月14日朝刊掲載)
県被団協の苞山(ほうやま)正男副理事長(95)、賀屋幸治副理事長(71)と共に碑前に立った。歴代の県被団協理事長で、日本被団協も引っ張った森滝市郎さん(1994年に92歳で死去)や坪井直(すなお)さん(21年に96歳で死去)の名を挙げながら「平和賞をいただくことになった。坪井さんがいつも言っていたように、私たちは核兵器廃絶を諦めません」と語り、花を手向けた。
居合わせた外国人たちからは拍手を送られた。報道各社の取材に「多くの被爆者が核兵器の廃絶を訴えてきたことが、今回の受賞につながった。道のりは険しくても訴えていかないといけない」と話した。(下高充生)
(2024年10月14日朝刊掲載)