「次は廃絶の報告を」 広島県被団協の佐久間理事長 原爆慰霊碑を訪問
24年10月13日
広島県被団協(佐久間邦彦理事長)は12日、広島市中区の平和記念公園を訪れ、原爆慰霊碑で日本被団協のノーベル平和賞受賞決定を報告した。
午前8時に10人で碑前に立った。佐久間理事長(79)が「被団協だけでなく、原爆で亡くなった方々と共に喜びたい」と話しかけ、全員で黙とうした。前夜は興奮であまり眠れなかったといい、雲一つない秋晴れを見上げ「お天気も歓迎してくれているよう。次は核兵器廃絶を報告したい」と力を込めた。
同行した被爆2世の古田光恵事務局次長(77)は原爆資料館で被爆体験の伝承者として講話した。「夕食の支度中に受賞を知ってびっくりして、万歳した。今日からの活動が大切になる」と張り切った。(川上裕)
(2024年10月13日朝刊掲載)
午前8時に10人で碑前に立った。佐久間理事長(79)が「被団協だけでなく、原爆で亡くなった方々と共に喜びたい」と話しかけ、全員で黙とうした。前夜は興奮であまり眠れなかったといい、雲一つない秋晴れを見上げ「お天気も歓迎してくれているよう。次は核兵器廃絶を報告したい」と力を込めた。
同行した被爆2世の古田光恵事務局次長(77)は原爆資料館で被爆体験の伝承者として講話した。「夕食の支度中に受賞を知ってびっくりして、万歳した。今日からの活動が大切になる」と張り切った。(川上裕)
(2024年10月13日朝刊掲載)