[被団協ノーベル平和賞] 授賞の通知書届く 発表直後 式に招待 講演依頼も
24年10月16日
ノーベル平和賞に決まった日本被団協に、ノーベル賞委員会(ノルウェー)から授賞の通知書が届いていた。フリードネス委員長が署名し、12月10日にオスロ市庁舎である授賞式に招く内容。授賞式での20分間の記念講演も依頼している。
通知書は英文で、ノーベル平和賞の発表から1時間後となる11日午後7時ごろ、被団協事務局へ届いた電子メールに添付してあった。「受賞者の日本被団協へ」と書き出し、1100万スウェーデンクローナ(約1億5千万円)の賞金額や授賞式への被団協関係者の招待を明記。式では賞状と金メダルを授与するとし、被団協へ講演も依頼している。
被団協によると、受賞決定の事前の連絡はなかった。ただ正式発表前の午後3時半ごろに、フランスの国番号から英語で「大事な話がある。木戸季市事務局長はいるか」と尋ねる電話が東京都内の事務局にあったという。木戸氏は不在で、電話を受けた事務局員に要件などは明かさなかったという。
正式発表後は、ノーベル賞委員会から電話があった。15日も全国からの問い合わせに追われた被団協。工藤雅子事務室長(62)は「できるだけ多くの役員が授賞式に出席できるよう、準備を進めたい」と話した。(宮野史康)
(2024年10月16日朝刊掲載)
通知書は英文で、ノーベル平和賞の発表から1時間後となる11日午後7時ごろ、被団協事務局へ届いた電子メールに添付してあった。「受賞者の日本被団協へ」と書き出し、1100万スウェーデンクローナ(約1億5千万円)の賞金額や授賞式への被団協関係者の招待を明記。式では賞状と金メダルを授与するとし、被団協へ講演も依頼している。
被団協によると、受賞決定の事前の連絡はなかった。ただ正式発表前の午後3時半ごろに、フランスの国番号から英語で「大事な話がある。木戸季市事務局長はいるか」と尋ねる電話が東京都内の事務局にあったという。木戸氏は不在で、電話を受けた事務局員に要件などは明かさなかったという。
正式発表後は、ノーベル賞委員会から電話があった。15日も全国からの問い合わせに追われた被団協。工藤雅子事務室長(62)は「できるだけ多くの役員が授賞式に出席できるよう、準備を進めたい」と話した。(宮野史康)
(2024年10月16日朝刊掲載)