「平和の尊さ 次世代へ」 柳井で戦没者追悼式
24年10月23日
柳井市は22日、戦没者追悼式を同市柳井のアクティブやないで営んだ。市内の8遺族会の会員たち約80人が参列し、明治期から太平洋戦争にかけて従軍し犠牲になった1819人を慰霊した。
井原健太郎市長は追悼の言葉でパレスチナ自治区ガザでの戦闘やロシアによるウクライナ侵攻に触れ「家族を失う悲しみや戦争の悲惨さを目の当たりにしている」と憂えた。「戦争体験を風化させず平和の尊さを次の世代へ継承する」と誓った。
太平洋戦争で父を失った市連合遺族会の森重淑子会長(83)と、妻の伯父2人が戦死した余田遺族会の河添泰生会長(64)もそれぞれ思いを述べ「今日の平和と繁栄は尊い命の犠牲の上にあることを忘れない」と力を込めた。参加者全員で献花し、平和を願った。(山本祐司)
(2024年10月23日朝刊掲載)
井原健太郎市長は追悼の言葉でパレスチナ自治区ガザでの戦闘やロシアによるウクライナ侵攻に触れ「家族を失う悲しみや戦争の悲惨さを目の当たりにしている」と憂えた。「戦争体験を風化させず平和の尊さを次の世代へ継承する」と誓った。
太平洋戦争で父を失った市連合遺族会の森重淑子会長(83)と、妻の伯父2人が戦死した余田遺族会の河添泰生会長(64)もそれぞれ思いを述べ「今日の平和と繁栄は尊い命の犠牲の上にあることを忘れない」と力を込めた。参加者全員で献花し、平和を願った。(山本祐司)
(2024年10月23日朝刊掲載)